奥谷龍仙習作展
  第二回
  書のある空間

ごあいさつ

『書』が好きでたまらない。といってもまだ一度も満足のいく『書』は書けない。これからも書けないだろう。

王羲之は四十七歳であの劇跡とまでいわれる『蘭亭叙』を残した。王鐸は一日臨書したら一日創作をしたという。また、張瑞図は夫人に『瑞図はどうして自分の書を書かないのか』と諭され書風が一変した。

師青木研碩先生は末弟の私に何を望んだのだろうか。そのこたえを求めて、私は生涯を捧げたいと思う

                   奥谷 龍仙

 

 

奥谷龍仙のホームページ http:www.ryuu1000.com